北アルプス 槍ヶ岳(3)

2018年8月16日(木) 雨・霧

今日は前線が通過するので、雨なのはわかっていた。でも、一瞬でも槍が見えたらいいなぁと淡い期待を抱いていたのだが、残念ながら風雨の音が寝ていても聞こえるくらいだった。「また来い」ということか。

5:00からの朝食をいただき、雨仕様で出発準備をする。最初から連泊予定の人や早々に停滞を決め込む人もいた。明日以降は天気はよさそうだから、停滞もおおいにありだと思う。

まだ雨はさほどでもなかったので、支度ができたら出発した。こんな天気ならせめて雷鳥カモーン!と思ったけれど、人が多過ぎたのか出てきてはくれなかった。残念。

風雨の中での下りではあったが、ここもまた登山道の整備が素晴らしく行き届いていて、本当に歩きやすかった。あんな岩のゴロゴロした急坂なのに。

ババ平の手前辺りから雨が強くなった。本降りの雨の中歩いていると、頭を雨にマッサージされているような感じがした(笑)。また、まっすぐ落ちて来る雨に霧がまとわりついて、レースのカーテンのようにも見えた。土砂降りは嫌だけど、たまにはこういうのもありかなと思わないでもない。ただ、一ヶ所沢が増水していて、ちょっとヤバい渡渉があった。飛騨側ほどではないにしても、雨の日はやはり要注意だ。

槍沢ロッヂで一休み。こんな雨でも、キジバトはすぐ近くをうろうろしていた。

前線が近づいてきたのか、この頃から風が強くなってきた。ただ、ここから先は危険個所はないので、黙々と歩くだけである。

横尾から上高地へ向かって歩いていると、こんな日でも結構な数の観光客がいて驚いた。一時雨が止んだ時間帯もあったが、徳沢を出た後からまた土砂降りとなり、さらに強風で嵐の様相を呈していたのだが、ビニールカッパや折り畳み傘で果敢に散策を試みる人がたくさんいた。連れて来ちゃう旅行会社も旅行会社だ。

そんなこんなで、ようやくバスターミナルに到着。屋根の下は人でごった返していた。レストランもものすごい人だったので、売店でおやきと河童焼きを買って食べた。

それにしても、今回は天候変化の激しい山行だった。雨については最初から覚悟していたのでダメージはなく、やはり気持ちの準備は大事だと思った。槍にはどうも好かれていないようだが(前に行ったときも、実はガスガスだった)、そのうち別のルートからまた登ってみたいと思う。

【参考:今日のタイム】

ヒュッテ大槍6:25→7:21天狗原分岐7:27→8:00大曲り→8:44槍沢ロッヂ9:05→10:21横尾10:34→11:24徳沢11:44→12:27明神→13:17上高地バスターミナル